父・娘・手をつなぐ(AHMET YARALI/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

酒を飲み、正しい判断ができなくなっていたとみられる父親。それでも娘と外出したせいで悲しい結果を招いてしまったことを、『The Sun』などが報じている。


■買い物に出かけた父と娘

つい先日、ロシアで暮らしていた女の子(9)が、大好きな父親(33)に手を引かれて買い物に出かけた。たまたま誕生日だったことから「お菓子屋さんに行こう」と決めたというが、この時すでに酒に酔っていた父親は、危険を察知することができなくなっていたようだ。

「近道しよう」と決め、電車が迫っているにもかかわらず線路を横断することに。女の子の手を握り大急ぎで線路を渡りきったものの、父親はその直後に再び過ちを犯すおかしてしまった。


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■転倒に続くまさかの悲劇

電車はすぐそばに来ていたが、父親は再び線路のすぐ横に移動。その直後に猛スピードで接近した電車の真横で転び、女の子も転倒してしまった。

女の子はそのまま電車に巻き込まれて死亡。たった9年の短い人生を終え、旅立ってしまった。


■実刑判決の可能性も

警察は、父親の行動が女の子の死に直結したものとみて捜査を開始。もしこの父親が有罪と判断された場合、懲役2年の実刑判決が下される可能性がある。

事故の直前、電車の運転手は親子の姿を見て何度も警笛を鳴らしたのだという。それでも父親は気にもせず女の子と手をつないで線路の真横を歩き、その結果あまりにも悲惨な死亡事故が起きてしまった。


■3割超が泥酔して失敗

しらべぇ編集部が全国20〜60代の飲酒経験のある男女1,300名を対象に調査したところ、全体の34.2%が「泥酔して失敗した経験がある」と回答した。

泥酔して失敗した経験者の割合

この父親もずいぶん酔ったまま出かけ、その結果かわいい娘を死なせてしまった。

せっかくの楽しい誕生日。甘い物を大好きな父親と買いに行けるとあって、胸を弾ませていたに違いない女の子は、元気な姿で家に戻ることはできなかった。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年5月17日2019年5月22日
対象:全国20代~60代のお酒を飲んだことがある男女1,300名(有効回答数)



(出典 news.nicovideo.jp)