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    ニューヨークのリスが狂暴化
     image credit: youtube

    クリクリした目とフワフワな尻尾を持つ小さなリスは愛らしいイメージが強いが、やはり齧歯類だけあって歯や爪は鋭く、攻撃性もなかなかのもの。
    そんなリスが、アメリカニューヨークで暴れているという。公園近くに住む複数の住民らは、凶暴化したリスに突然襲われ怪我を負わされており、外出する不安を口にしている。『abc7』などが伝えた。

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    Aggressive squirrel attacks reported in NYC


    凶暴化したリス、住民を襲う

    ニューヨークのクィーンズ地区リゴパークの周辺住民らは、去年11月下旬以降からリスの襲撃に悩まされている。
    これまで、少なくとも5人の住民がその被害を訴えており、中には救急治療を受ける羽目になった女性もいたようだ。

    1匹のリスが、足に駆け上がって来たので「あら、こんにちは。どうしたの?」と話しかけていたら、そのリスがいきなり私の首を噛んだり引っ掻いたりし始めたのです。
    驚いた私は、リスの攻撃を止めさせようと手を伸ばして必死に抵抗しました。でも、結局金網デスマッチのようになり、最終的に私が負けたことを知りました。気付いたら、地面の雪が私の血で真っ赤になっていました。

    催涙スプレーを携帯して外出する住民も

    激しい噛み傷と打撲傷を負わされたミシェリンさんは、その後救急治療と念のために狂犬病の予防接種を受けなければならなかったという。
    ミシェリンさんからリスの攻撃を聞いた隣人女性もその後被害に遭い、このように話している。
    突然リスが飛び掛かってきたので、振り払おうとしたのですが、鋭い爪で私のジャケットにしがみついて、なかなか振り払うことができませんでした。

    少なくとも他に3人の住民がリスに攻撃されたことを報告している。
    彼らは、市の保健当局へ救いを求めたが、同局からは「個人で、州の認可を受けた駆除業者を呼んでほしい」と助言されたのみだったそうだ。
    リスが凶暴化する理由について、「住民が餌を与えたり追いかけたりしているからリスが人間に近付く」と話す一部の専門家もいたようだが、住民らは「野生のリスにそんなことはしていない」と否定している。
    今に至っても凶暴化したリスは捕獲されておらず、住民らは「子供たちが襲われないか心配」と外出時の不安を口にしており、外出の際には催涙スプレーを携帯して、万が一凶暴なリスの固体や群れに遭遇した時にはスプレー噴射で撃退するしかないと話す住民もいるようだ。
    市の保健当局は、「リスなどの小型の齧歯動物から狂犬病感染が確認されることは滅多にないが、狂犬病感染が疑われる動物を目撃した場合は、当局に通報してほしい」と呼び掛けている。

    written by Scarlet / edited by parumo

    全文をカラパイアで読む:
    http://karapaia.com/archives/52297975.html
     

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    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

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    他人に幸せを分け与えるには、ただ温かな思いやりの心があればいい。そんなことを実感させられるような出来事が、中国の浙江省から届いた。
    屋台で麺を売る店主のもとへ、7年間通い続けるホームレス男性がいる。その男性はカラーペンで描いた明らかに偽札とわかる紙幣を持って買いに来る。
    店主はその男性を追い返すことは一度もない。快く手描きの偽札と引き換えに商品である麺を手渡す。『Oriental Daily』などが伝えた。

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    手描きの紙幣を渡すホームレス男性に笑顔で麺を売る屋台店主

    去年12月、中国のソーシャルメディアで1本の動画が拡散し、話題になった。
    浙江省温州市に並ぶとある屋台に通い続けているホームレス男性は、貧しさゆえに現金を持たず、お札のサイズに切った白い紙にカラーペンで手描きとわかる絵を描いて偽札を作り、それを店主に差し出しているのだ。
    ダウンロード (3)
    image credit:Oriental Daily

    しかし、店主はそんな男性を非難したり通報したりすることもなく、この7年間ずっと笑顔で麺を売り続けている。
    ホームレスの男性は、時々ポケットに本物のお金を持ち合わせていることもあり、そんな時は2元(約30円)で麺を買っていくそうだ。 

    中国のソーシャルメディアでは店主の善行に感動の声

    過去に2回ほど屋台は引っ越したが、ホームレスの男性は必ず店を探しあてて、手描きの札を持って通い続けているという。
    ダウンロード (2)
    image credit:UDN

    明らかに偽札とわかる紙切れを笑顔で受け取り、他の客と同じように笑顔でサービスを続けて来た屋台の店主は、このように話している。
    ダウンロード (1)
    image credit:Oriental Daily

    彼の過去は知らないけれど、きっといろんな人生を歩んできたのだろうなという想像はつきます。彼の絵の才能は素晴らしいですよ。きっと神様から与えられたものなのでしょう。
    私は、彼が本物のお金を持っていようがいまいが、麺を売り続けます。

    この動画が拡散した中国のソーシャルメディアでは、店主の善行にこのような感動の声があがっている。
    ・屋台の店主は本当に素晴らしい人だ。もっと商売に恵まれることを願っている。
    ・善行を7年間続けることは容易ではない。私たちのどれほどの人が、彼のようにできるだろうか。
    ・いい行いは、きっと店主に幸運をもたらしてくれるよ。
    ・貧しいホームレス助けてくれて、ありがとう。

    written by Scarlet / edited by parumo 全文をカラパイアで読む:
    http://karapaia.com/archives/52298043.html
     

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    (出典 news.nicovideo.jp)


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    コウモリ
    (CreativeNature_nl/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

    エボラ出血熱ウイルスを発見し、第3回野口英世アフリカ賞(医学研究分野)ほか、世界の名だたる賞を受賞しているコンゴ共和国のムエンベ・タムフム博士。このたび、コウモリに由来するとみられる新たな感染症の発生を、WHO(世界保健機関)に報告した。
    恐るべき疾病となる可能性を秘めていることを、英米のメディアCNN』『Mirror』ほかが次々と報じている。

    ■小さな村で最初の患者

    2014年に西アフリカで流行り始めたエボラ出血熱の研究の第一人者で、その疾病対策や医療体制の確保に尽力したコンゴ共和国ジャンジャック・ムエンベ・タムフム博士。
    現在はINRB(国立生物医学研究所)の所長を務めながら、キンシャサ大学で微生物・ウイルス学を教えている。
    そのタムフム博士によれば、コンゴアンジャンドという村で、ひとりの女性患者についてエボラウイルスを含む複数の菌やウイルスの検査を行ったところ、新しい深刻な感染症が確認されたという。

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    ■高い致死率と感染力

    WHO(世界保健機関)は現在、その感染症を「将来の流行を引き起こす可能性のある架空の未知の病原体」として分類される『Disease X(疾病X)』の名で呼んでいるが、ウイルスの遺伝子配列を急いで解析する必要があるとしている。
    また致死率はエボラ出血熱と同程度の50〜90%と推定され、新型コロナウイルスと同様に感染力が大変強いため、急速に流行が拡大する懸念があるという。

    ■コウモリは多くのウイルスと共生

    重症急性呼吸器症候群を引き起こすことで知られる、SARSコロナウイルスMERSコロナウイルスなどは、いずれもコウモリに由来することが明らかにされている。新型コロナウイルスも、コウモリからハクビシンなど別の動物を介して、人間に広がった可能性が強く指摘されている。
    そしてエボラウイルスも、アフリカの熱帯雨林に生息するオオコウモリが自然宿主だ。コウモリを食べる、あるいはそのウイルスに感染した小動物を食べる習慣がある土地では、捕獲から調理までの間に感染する危険性があるという。
    なお、出血をみないケースも増えており、現在は「エボラウイルス病(略称EVD)」と呼ばれるようになっているそうだ。

    ■人類の今後は感染症との闘い

    世界では150種ほど確認されているズーノーシス(人獣共通感染症)には、狂犬病のように深刻で致死的な疾患も多い。
    熱帯雨林の破壊によって動物たちが里に現れ、人間が感染している小動物を食べ、コウモリネズミ、昆虫などの近くで暮らしをしている限り、新型コロナウイルスのような恐ろしい病のアウトブレークは避けられない。
    ムエンベ博士は『CNN』の取材に、「今後も数々の感染症が出現し、人類はそれとの闘いを繰り返し強いられることになるだろう」と述べている。

    ・合わせて読みたい→「妊娠中の新型コロナ感染で約6件に1件が早産」 WHO調査チームが若い世代に警鐘

    (文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

    エボラ出血熱や新型コロナ並みの致死率と感染力 コウモリ由来の新感染症が発生


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    今回ご紹介するのは、とある男性と赤ちゃんフクロウの関係を撮影した映像に関して。
    フクロウがいる巣から誤って転落してしまった赤ちゃんフクロウを救出しようとする男性。
    野生の動物とコミュニケーションを取ることは本来なかなか難しいのですが....!?

    巣から転落した赤ちゃんフクロウ

    今回ご紹介する動画が撮影されたのはブラジル・サンパウロにて。
    動画に映るのはかなりサイズの小さい赤ちゃんフクロウ
    どうやら付近にある巣から転落してしまったようで、巣までの道のりにあるコンクリートの壁に隔てられてなかなか戻れないで困っているようです。

    出典:YouTube

    男性はこの赤ちゃんフクロウなんとか巣に戻してあげようと救出活動を決意します!

    最初は警戒する赤ちゃんフクロウ。徐々に信頼関係が!?

    男性が赤ちゃんフクロウを巣に戻してあげようとすると、赤ちゃんフクロウは羽を横に大きく広げて威嚇します。
    出典:YouTube

    このあたりはさすが鳥類の中では獰猛な性格で知られる猛禽類赤ちゃんと言えど迫力があります!
    しかし男性が優しい口調で少しづつ近づき、自分が危険な存在では無いとアピールして赤ちゃんフクロウを撫でていくと
    出典:YouTube

    徐々に羽を広げた威嚇を辞めて男性への警戒心を解いていきます。
    出典:YouTube

    最後には男性に抱きかかえられる形でコンクリートの上へ戻してもらうと安心したようで巣に戻っていきました!

    再会時には赤ちゃんフクロウも警戒心無し!?

    このフクロウの巣が斜面に位置しているからなのか、男性との二回目の再開時にも巣から転落してしまっている様子のフクロウ
    改めて男性が抱きかかえようとすると、今度はすんなりと受け入れます。
    出典:YouTube

    きっと前回助けてくれた男性だと覚えていたのですね♪

    男性とフクロウの信頼関係に癒される


    Baby Owl Gets a Helping Hand || Viralhog

    今回は野生の赤ちゃんフクロウを救出する男性の映像をご紹介しました。
    野生の動物と信頼関係を築くことは本来難しいものですが、男性の優しい心が通じたのか心が通いあっているようでしたね♪



    (出典 news.nicovideo.jp)

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    小町ねね、超過激な紐ビキニでHカップ! 

    NO.9165546 2021/01/10 11:32
    小町ねね、超過激な紐ビキニでHカップほぼ露出! ドエロすぎるおニューの水着ショット
    小町ねね、超過激な紐ビキニでHカップほぼ露出! ドエロすぎるおニューの水着ショット
    オトナの色気とHカップダイナマイトボディで人気のコスプレイヤー・小町ねねが、超大胆なセクシー水着で美ボディを限界まで露出。

    ギリギリすぎる水着ショットにファンが沸き立ち、興奮と称賛の声が続出している。

    小町は8日、自身のTwitterに「新しい水着買ったよ」とつぶやいて、おニューの水着を披露した。

    その新作水着とは、布面積が極めて少ない超過激な紐ビキニ。

    小町の美しいHカップがほぼ露出されてしまっているという、ドエロな状態だ。

    この過激な水着でいったいどんなセクシーグラビアを披露してくれるのか、期待感も高まるショットとなっている。

    エロすぎるおニューの水着ショットにファンたちは「くあああああっ」「最高だぜ!」「コレまたセクシーでイイですネ…」などと大興奮。

    多数の「いいね」を集めるなど、反響を呼んでいる。

    経営者でありながら、SNSでセクシーなコスプレグラビアショットを公開しているという、異色の経歴を持つグラマー美女である小町。

    昨年11月には初のイメージDVD『濃愛-noa-』(CRANE)をリリースするなど、活躍の幅を広げている。

    今後の活躍に期待大の艶美女だ。
    【日時】2021年01月10日 10:00
    【提供】メンズサイゾー
    【関連掲示板】


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    クロアシイタチに新型コロナワクチン接種
    クロアシイタチ
     Ryan Moehring | US Fish and Wildlife Service

    年末から開始された新型コロナワクチン接種だが、日本は2月下旬にも開始される予定となっている。だが、一足先に予防接種を受けていた動物がいると『ars TECHNICA』で伝えられている。
    その対象は北米でもっとも絶滅が危惧されている哺乳類クロアシイタチ」だ。
    米コロラド州の専門家グループは、彼らが感染症によって死に絶えてしまわぬよう、まだ開発段階にあったワクチン候補を接種してきたそうだ。

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    クゥ~、科学者がまた体を張ってる。自作の新型コロナワクチンを自分の体に試す科学者たち(アメリカ)
    今度は動物たちの番だ。プーチン大統領が動物用のワクチンの開発を発表、今年秋には完成予定(ロシア)
    犬よりも猫の方がリスクが高い。ゲノム調査による新型コロナウイルスに感染しやすい動物の種類(米研究)
    アメリカで新型コロナワクチン接種が始まる。待ち望んでいた人々が出荷工場を出るトラックに歓声と拍手
    新型コロナワクチン接種で気を付けること。接種前後の飲酒は止めるべきと専門家らが警告

    新型コロナで大打撃を受けたミンク

    こうした取り組みは、米農務省がミンク向けワクチンの使用許可申請を受け付ける数か月前から行われてきた。
    イタチ科のミンククロアシイタチの親戚だ。美しい毛皮が重宝されるために飼育されている彼らだが、人間からうつされた新型コロナのおかげで北米で数万匹が死に、ヨーロッパでは数百万匹が殺処分された。
    こうした感染症に弱い動物への予防接種は、その種を守るという意味で大切なばかりでなく、私たち人間自身を守ることにもつながる。
    というのも、たとえばコウモリが本来の宿主だったのではと疑われている今回の新型コロナをはじめ、もともと動物の感染症だった病気が人間に広まって大きな被害をもたらすことが実際にあるからだ。
    ミンクについて言えば、人間からコロナウイルスをうつされた飼育下のミンクの体内でウイルスが突然変異し、それが再び人間に感染した事例が200件以上あるとデンマーク当局が報告している(なおこの変異種はほぼ消失した模様)。ミンク
    ミンク / Pixabay


    コロナによる絶滅が懸念されるクロアシイタチ

    コロラド州にある全米クロアシイタチ保全センターNational Black-footed Ferret Conservation Center)で、あえてリスクを冒して飼育中のクロアシイタチに新型コロナの予防接種が行われているのは、彼らが絶滅寸前でありながら、ウイルスに非常に弱い恐れがあるからだ。
    クロアシイタチは、アメリカ西部の固有種としてかつては広い範囲に生息していた。しかし農業や牧畜などのための開発によって主な餌であるプレーリードッグが激減し、さらに生息域が奪われたために、ほぼ絶滅寸前にまで追い込まれた。
    1979年に絶滅が宣言されたが、後にワイオミング州にまだ生き残りがいることが判明。そのほとんども梨鼠ペストによって死んでしまい、どうにか生き残ったのは繁殖プログラムのために保護されたたった18匹のみだった。
    このように今のクロアシイタチは小さな集団から繁殖されているために、どれも遺伝的に似ており、そのために免疫系が弱くなっている。さらに新型コロナに弱いミンクに近いことも気がかりだ。
    クロアシイタチ
    クロアシイタチ/iStock

    クロアシイタチに試験段階のワクチンを投与

    そこでクロアシイタチ保全センターは、かつて梨鼠ペストのワクチンを開発したことがある国立野生動物健康センターNational Wildlife Health Center)の科学者に協力を仰ぎ、危険を承知で新型コロナの予防接種に踏み切った。
    業者から入手した新型コロナウイルスの精製タンパク質を免疫補助剤とまぜ、昨年春にクロアシイタチ18匹に注射。さらに数週が経過したところで、よりいっそう効果的にするため二度目の接種が行われた。
    それから数週間後に血液検査をしてみると、幸いなことにウイルスへの抗体ができていることが確認されたという。
    秋までにはセンター内にいる180匹中120匹が予防接種を受け、残りはワクチン副作用があった場合のことを考慮して、そのままにされた。
    これまでのところワクチンは安全であるようだが、それによって新型コロナに感染しなくなるかどうかまでは分からないという。
    こうした特定の動物に対して新型コロナの予防接種が試されたのは初めてであるとのこと。
    今回のパンデミックは人間社会だけの問題にとどまらず、種によっては存亡の危機であるということを示唆する事例だ。一刻も早い終息を願いたい。


    References:At risk of extinction, black-footed ferrets get vaccinated for COVID-19 | Ars Technica/ written by hiroching / edited by parumo

    全文をカラパイアで読む:
    http://karapaia.com/archives/52298213.html
     

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    ハスキー、親友の犬とのオンラインチャットで盛り上がる
    きっと今年も楽しいハプニングがいっぱい起こるはず!というわけで、2020年動物たちとの触れ合いシーン総集編
    誰か助けて!犬が通行人に吠え続け、捨てられていた新生児の命を救う(フィリピン)
    ドローンが猫集団に囲まれた!猫のこうげき
    近所でクマの親子が昼寝をしているんだが…子熊を連れた母グマ、気持ちよさそうにお昼寝

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    永久凍土が解け、毛が残された状態のケブカサイの子供が発見される(ロシア)
    肩から針が突き出た新種の恐竜が発見される。その名は「神の槍」(ブラジル)
    6800万年前を生きたクリップ型のイカのような姿に見える水中生物は200年の寿命を持っていた(米研究)
    海のパンダみたい。現在わずか10頭未満の絶滅危惧種「コガシラネズミイルカ」(メキシコ)
    これは欲しすぎる!ティラノサウルスの完璧に近い骨格がオークションに出品(アメリカ)


    (出典 news.nicovideo.jp)

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