ヤジディ教徒は、世界に向けて叫び続けているが、誰も沈黙を守っている。

ヤジディ教徒のナディア・ムラドは、ISに誘拐され奴隷にされたときまだ19歳だった。
彼女は拷問を受け、強姦され、家族は殺害された。
ナディアさんの本の出版記念イベントは「彼女の物語がイスラム恐怖症を助長する恐れがある」という理由でカナダで中止された。

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ヤジディ教徒は、イラク北部のシンジャルやシリア、トルコで暮らしています。

ヤジディ教徒の虐殺
2014年にISILによって行われたイラク北部(主にシンジャール地方)で行われた一連の虐殺行為。 2千‐5千人がISILによって行われた「強制改宗キャンペーン」の中で殺害され、数千人が捕虜、奴隷として連行された。

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IS(イスラム国)は、中東のシリアやイラクを拠点とするイスラム過激派組織で、自ら国家樹立を宣言しています。イスラム教スンニ派の武装組織ISIS(アイシス)が2014年6月に宣言した新たな組織名で、イラク北西部からシリア北東部を事実上支配しています。しかし、国際社会は国家と認めていません。
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ヤジディ教徒は、苦しみと困難を世界に知らせようと努力しています。
この問題に対する国際社会の沈黙や無関心は、ヤジディ教徒や他の迫害されている宗教的・民族的少数派の生命や尊厳を脅かすものです。

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【ネットの声】
もっと正確に言えば、彼女の話は、目覚めたイスラム同盟の物語を崩壊させる新事実となるからだ。
誘拐と拷問の直接の証言を出版し配布することを許さないカナダは、救いようがない国だ。
「1920年、バグダッドでクリスマスを祝うアッシリアのキリスト教徒。
現在、バグダッドにはキリスト教徒は一人も住んでいない。
まずユダヤ人を民族浄化し、次にキリスト教徒、そしてヤジディ教徒を民族浄化した。」