このようなケースが日本の難民申請制度の問題点として指摘されることが
  • 短期ビザで入国し帰国を拒否して不法滞在
  • 強制わいせつ致死傷で懲役4年
  • 出所後、入管に送致され、難民申請するも却下
  • 強姦致死傷事件で懲役6年
  • 現在3度目の難民申請中

日本の難民認定制度では、申請中は「送還停止効」により強制送還が停止されるため、不法滞在者や犯罪歴のある人が申請を繰り返して滞在を延ばすケースが確かに存在します。法務省のデータによると、2023年時点で難民申請者のうち不認定でも複数回申請する人がおり、制度の悪用が議論されています。PR

難民制度の本来の目的は、迫害や命の危険から逃れる人を保護すること。厳格な審査が必要な一方で、濫用を防ぐ仕組みが不十分だと、こうした事例が国民の不信感を招くのも事実です。政府は2021年に改正案を提出しましたが、野党の反対で成立せず、改善は進んでいません。