このほどアメリカビール製造会社が、犬用ビールのテイスティングおよび宣伝を行う社員として犬を募集すると公表した。米在住で条件を満たせばSNSから応募できるようになっており、採用されれば2万ドル(約217万円)が受け取れる。募集は既に始まっており、今月28日まで応募可能だという。『USA TODAY』などが伝えた。

米大手ビール製造会社「アンハイザー・ブッシュ(Anheuser-Busch)」は昨年、同社のビールブランドブッシュビールBusch Beer)」のラインナップから新しく犬用のビールブッシュ・ドッグ・ブリュー(Busch Dog Brew)」を発売し、大きな話題を呼んでいた。

ブッシュ・ドッグ・ブリューにはアルコール成分が入っておらず、豚肉やトウモロコシセロリバジルミントターメリック、生姜などを用いて作られている。同社によると、発売開始から24時間で初回製造分が売り切れるほど盛況だったという。

そんな人気を誇る犬用ビールを作った同社は、同製品の販売促進チームを結成し、そのメンバーの一員として犬の募集を始めた。

役職としては、最高経営責任者を意味するCEO(Chief Executive Officer)を言い換えたオリジナルの役職「CTO(Chief Tasting Officer)」が割り当てられるという。

同社の社員や広告関係に勤めている人など応募不可の条件もあるが、それ以外の米在住で21歳以上の人が応募できるようになっている。

今月13日から募集は既に始まっており、FacebookInstagramTwitterのいずれかで同社のアカウントをフォローし、指定のハッシュタグ付きで応募する犬の写真と紹介文を投稿すれば完了だ。

同社はこの募集をコンテスト形式で扱っており、採用された犬には賞金として2万ドル(約217万円)とブッシュ・ドッグ・ブリューが40本、ペット保険に使える800ドル分(約87,000円)のプリペイドカードが贈られるそうだ。

また採用された際には、新製品のテイスティングによる品質管理やアンバサダーとしての業務、同社のSNSにおけるコンテンツクリエイターとしての業務などが待っている。

同社のバリュー・ブランド副主任を務めるダニエルブレイクさん(Daniel Blake)は「昨年のブッシュ・ドッグ・ブリューのリリースでは大反響をいただき、2年目となる今年もこの人気を維持するために、大きなチャレンジを行うことにしました。より知名度を上げるためにも、私達のチームには専門家が必要なのです」と今回の募集に至った経緯を明かした。

この求人ならぬ“求犬”には既に応募が殺到しており、「うちの子は本当に写真映えするの!」「おやつをもらうためなら、うちの子はどんなポーズもします」「この子は私がブッシュビールを飲んでいるときは、いつも隣に座っているんですよ」と多数の飼い主が愛犬の魅力をアピールしている。

画像は『ksdk.com 2021年4月15日付「Busch Beer wants to pay your dog $20,000 to taste test ‘Dog Brew’」』『FOX 35 Orlando 2021年4月15日付「Busch Beer paying dog $20G, plus ‘benefits,’ to taste Dog Brew」(Source: Anheuser-Busch)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

成分的に犬が嫌がりそう・内臓にダメージが残りそうなんですけど…?


ちょっと犬になってくる!


まぁ*や*、LSDとかを犬に与えている国だからねぇ~<(^^ビールなんかかわいいものじゃない?(^_^;)ただ苦味を加味するポップを加えなきゃ”ビール”じゃないから、むつかしいんじゃない?