武器を紹介するユーチューバー、撮影中に銃の暴発で大怪我(アメリカ)
アメリカ・ケンタッキー州に住み、『Kentucky Ballistics』というYouTubeチャンネルに180万人以上のフォロワーを持つ武器を紹介するユーチューバーの男性が、狙撃テストの撮影中、銃が暴発して大怪我を負うという事故に遭った。
幸いにも、現在男性は順調に回復しているようだが、まさに危機一髪となる大事故だったようだ。『UNILAD』などが伝えている。
武器系ユーチューバーとして人気のスコット・デシールズ・ジュニアさんは、4月初めYouTubeの撮影中に大怪我を負った。
普段、多くの銃を試し撃ちしている映像を定期的にシェアしているスコットさんは、その日も尾栓式の50口径単発ライフル『Serbu RN-50』の試し撃ちシーンを撮影していたところだった。
しかし、銃が暴発。銃弾がスコットさんの体を貫通した瞬間、装着していたゴーグルと帽子が飛び散り、銃の鋼鉄のキャップが顔に当たって、スコットさんはその衝撃で椅子から転げ落ちた。
その様子を自身のインスタグラムアカウント『kentuckyballistics』でシェアしたスコットさんは、このように綴っている。
1インチ(約2.5センチ)の金属片が首から貫通し、頸静脈を裂き、右肺に穴を開けました。私の右肺は、血が充満し、崩壊してしまいました。また、右眼窩の骨が3か所骨折し、鼻骨も折れました。
暴発の直後、右目が見えなくなって一時的に視力を失いました。人差し指が折れ、大量出血しました。
九死に一生を得て、現在順調に回復中
事故の原因については、弾薬が改ざんされた可能性があると考えられているが、スコットさん自身はそれを行っていないと話している。
幸いにも、現在は回復に向かっており、更新されたインスタグラムには次のように状況をシェアしている。
事故当時は、本当にもう死ぬと思いました。もう家族にも会えないのだと。でも、今まだ生きていられることに喜びを感じています。なんだか新しく生まれ変わった気分です。胸郭が完全に回復するまでは、まだ少し時間がかかるようです。視力はほぼ完全に戻り、肺も普通に機能しています。何より、頸静脈は完全に修復されました。
あくまでも明るく前向きに近況をシェアしているスコットさん。事故から5週間以上経った現在も、まだ無理はできないようで、最新の動画では「こちらも応援してやってください」と同じ武器系ユーチューバーを紹介している。
written by Scarlet / edited by parumo
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(出典 news.nicovideo.jp)